TCHってなに?
投稿日:2022年7月16日
カテゴリ:スタッフブログ
こんちには!
はじめまして!4月に入社しました歯科衛生士の伊藤です(^^)
今後、ブログに登場する時があると思いますのでよろしくお願いします!
雨の日が続き中々気分が上がりませんが、私は夏休みを楽しみに毎日を過ごしております!
皆さんは夏休みにどこかに行く予定はありますか?
私は出身地が北海道なので、実家に帰ろうと思っています^ ^
これからますます暑くなると思いますが、皆さま体調にお気をつけてお過ごしください!
さて、皆さんはTCHという言葉はご存知でしょうか?
Tooth Contacting Habit(トゥースコンタクティングハビット)の略で、日本語では上下歯列接触癖といいます!
「上下の歯が接触している」と聞くと、歯ぎしりや食いしばりを思い浮かべますが、実はまったく別のことなのです!
ここで歯ぎしり(ブラキシズム)のパターンをいくつかご紹介します!
・グライディング→上下の歯をこすり合わせていることです!
・クレンチング→いわゆる噛み締め、食いしばりの事です!
・タッピング→リズミカルに噛み合わせる事です!
人は安静時に上下の歯は接触せず、1〜3mm程度の隙間ができるのですが、TCHは安静時であっても上下の歯が接触し続ける癖といわれています。
TCHにも分類があり、一次性TCHと二次性TCHがあります。
安静位空隙を保つのが困難な人、つまりずっと歯をカチンと合わせた状態でいる人は、一次性TCHとされています。
そして、普段は安静位空隙は保たれているのに、何らかのきっかけでTCHを起こしてしまう人を2次性TCHとしています。
2次性TCHは4つに分けて考えます^o^
まず、特定の作業をするときだけTCHをしている人で、これを作業性TCHといいます。パソコンやスマートフォン、ゲームなどのモニター作業や、編み物、プラモデル作成、読書、家事など、黙って集中する場面では注意が必要ですね!
常に歯と歯を合わせて過ごしている人の対策としては、歯を離すことを意識することからはじめてみましょう!
日常生活で視界に入りやすい、テレビのリモコン、洗面台、トイレ、などに「上下の歯を離してリラックス」などと書いたメモ紙を貼るなどして、意識しやすい環境をつくってみることがおすすめです☆
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