歯があるとひとは幸福になるってほんと?!!
投稿日:2024年4月20日
カテゴリ:スタッフブログ
みなさんこんにちは!
トリートメントコーディネーターの米田です!
最近春の陽気すぎて毎日気持ちもポカポカしています^_^
みなさんはどんな時に幸せを感じますか?
美味しいものを食べた時と答える方結構いらっしゃるのではないでしょうか?
美味しいものってどうしてあんなにも人を幸せにするんでしょうか?( ◠‿◠ )
みなさんは「8020運動」という言葉を聞いたことはありますか?
「8020運動」とは「80歳になっても自分の歯を20本以上残そう」という厚生労働省や日本医師会が推進する運動のことです!
さて、なぜ20本かというと健康な歯が20本以上あれば食べ物のほとんどをかみ砕くことができ、おいしく食事が行えるからです。
80 歳以上になっても 20 本以上の自分の歯を保ち、生涯を通じて食べる喜びをもつことを目指し、日本歯科医師会が全国の歯科医師会会員、行政や国民とともに30年にわたり8020(ハチマルニイマル)運動に取り組んできた結果、運動開始当時8020を達成していた国民は1割にも満たなかったものが、2016(平成 28)年には2人にひとりは20本の歯を保つようになりました!!
達成率が大幅に上がった要因は
・フッ素配合歯磨き剤を使用する人が増えた
・歯磨きを1日3回以上する人が増えた
・デンタルフロスや歯間ブラシを使用する人が増えた
・歯科医院で定期的なメンテナンスを受ける人が増えた
・年間砂糖消費量が減った
などが挙げられています!
素晴らしい事ですよね^^
そして当初約80歳だった平均寿命は延伸し、いまや人生100年時代を迎えるとも言われるようにもなりました!
ただ、寿命だけ伸びても健康でないと意味がないのでいかに口腔内環境をよくして健康な状態で寿命を全うするかが鍵になってきます。
このように口腔内環境はみなさんの健康を作りますが、実は人が感じる幸福感にも大きく影響をしています。
世の中には歯と幸福に関する研究が様々にされてきているので今日はそのうちのいくつかの研究結果をみなさんに今日はご紹介したいと思います。
・歯がない場合に比べて歯が10本以上あると毎日の笑いの頻度が高くなる
・歯や歯科補綴物の使用は、咀嚼、会話、自尊心、顔の魅力に影響し、幸福に似た結果であるQOLの向上と関連する
このような結果があるように歯があることによって
・自分の歯で噛むことができることで、食べることが喜びとして楽しいと感じられるのでそこから幸福感にも繋がっている
・口腔環境が良好なだけではなく健康になるので、体を動かしたり外出頻度も高かくなる
・楽しいと感じる事が増え幸福感の向上に繋がっている
こんなにも人の幸福度は上がると言うことがわかります。
そして最近、千葉県歯科医師会はこれからの課題として、歯を残すことは勿論残っている歯を有効に使い、体の健康の維持に必要な食支援を行い健康寿命を延伸していくことを「8029(ハチマル肉)」というキャッチコピーで提唱し、推進することにしました。
「8029(ハチマル肉)」とは「80歳になっても肉を始めとした良質なタンパク質を食べることで介護いらずの元気なご高齢の方を増やしていこう」という取り組みです。
食べることの一番の目的は生きていくために必要な栄養をとることですが、体の病気や機能低下を予防するためにも大切なことであり、味を楽しむということも同様と考えられています。
みなさんもぜひ歯を大事にしてにこにこ笑顔があふれる人生を送りQOLを上げて幸福感を増やしてみませんか?^^
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