歯科医院での麻酔と血圧の因果関係をご存知ですか・・?
投稿日:2023年3月25日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは♪
川手歯科医院の佐藤です!
私は昨年12月から入社しました、歯科助手です!
入社してから、ブログを書くことが初めてなので、少し自己紹介させていただきます✨
私は患者さんと楽しくお話するのが大好きです!
トリートメントコーディネーターという資格を取得していて、今後川手歯科医院でもトリートメントコーディネーターとしても活躍できるよう、日々励んでいます!
趣味は、食べる事・ディズニー・YouTube鑑賞です!
皆さんのおすすめのお店がありましたら、ぜひ教えていただきたいです♪
さて、当院では初診時に血圧測定をしています!
何故行っているか、皆さん知っていますか?
川手歯科医院では、患者さんに安心して治療を受けていただけるよう、血圧測定を行っています!
患者さんの体調や全身疾患によっては、治療において注意することがあります。
例えば、高血圧症の方が歯科治療を受ける場合に注意となるのが麻酔と抜歯です。
◯高血圧とは、血圧が正常範囲を超えて高く維持されている状態のことを言います。
そして、高血圧自体の自覚症状が何もないこともあり、ご自身でも高血圧を把握していない場合があります。
一般に高血圧は、
収縮期血圧が160mmHg以上
拡張期血圧が95mmHg以上の場合を言います。
抜歯の際の注意点は、高血圧の方だと抜歯後になかなか血が止まらない可能性があります。
血圧が高いと出血する圧力も高いため、抜歯のストレスによって血圧が上昇し出血量が多くなります。
そのことから、普段から習慣的に血圧を測定しコントロールしておくことが重要となります。
抜歯時に行う、局所麻酔薬には麻酔効果と安全性を高めるためにアドレナリンという物質が含まれています。
高血圧や心臓疾患のある患者さんにアドレナリン入り麻酔薬を使用すると、血圧上昇や動悸といった症状が現れることがあります。
ですが、血圧を把握し、お薬で血圧が安定している場合は心配はありません。
ほとんどの場合安静にしていれば治まります!
このため、歯科治療前には必ず安静時の血圧や降圧剤の服用状況を確認させていただきます。
内科にかかられている方には、対診書をお渡しし、内科の先生から治療を行っても大丈夫なのか、判断をいただいてから治療を行う事もあります!
患者様の体調や服薬状況に合わせた治療方法や治療期間をご提案し、体調に配慮して治療を進めています!
その他にも気になることがありましたら、お気軽にスタッフにお声がけください!
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