8020運動とは??
投稿日:2025年1月11日
カテゴリ:スタッフブログ
みなさんこんにちは♪
歯科衛生士の安藤です!
あけましておめでとうございます🎍
今年も川手歯科医院をよろしくお願いいたします!皆さんはどんな年末年始を過ごしましたか?
当院に来院された方はぜひお話聞かせてください😊
さて皆さん、8020運動を聞いたことはありますか?最近、耳にすることも多いかもしれません!
今回はその8020運動についてお伝えしていきます(*^^*)
「8020(ハチ・マル・二イ・マル)運動」とは・・・
厚生労働省と日本歯科医師会が推進している運動で、「80歳になっても自分の歯を20本以上保とう」という運動です!
20本以上の歯があれば、食生活にほぼ満足することができると言われています。そのため、「生涯、自分の歯で食べる楽しみを味わえるように」との願いを込めてこの運動が始まりました。楽しく充実した食生活を送り続けるためには、妊産婦を含めて生まれてから亡くなるまでの全てのライフステージで健康な歯を保つことが大切です。
ちなみに・・・2023年6月に厚生労働省が発表した歯科疾患実態調査(2022年調査)では、達成者が51.6%となりました! 歯を失う原因で最も多いのが歯周病です。生活習慣病と言われるこの病気は、初期を含めると成人の80%以上がかかっています(厚生労働省平成17年歯科疾患実態調査)。日頃の仕事の忙しさに任せて、“暴飲暴食”や“不規則な生活”など、日常の生活習慣の乱れが歯周病につながりますので、毎日のチェックが重要です✅
☆8020健康長寿社会の実現に向けて・・・
現在、日本歯科医師会は、8020運動の次なるステップとして、「8020健康長寿社会」の実現を目指しています!それは、歯周病等の重症化を防ぎ、8020達成者を増やし、健康長寿社会を目指すということです。
8020達成者は非達成者よりも生活の質(QOL)を良好に保ち、社会活動意欲があるとの調査結果や、残っている歯の本数が多いほど寿命が長いという調査結果もあります!
☆8020が達成できなくても・・・
仮に8020を達成できなかった方も、しっかりと噛み合い、きちんと噛むことができるインプラントなどを入れて口の中の状態を良好に保つことで、20本あるのと同程度の効果が得られます!
食べ物をしっかり噛むことができれば全身の栄養状態も良好になりますし、よく噛むことで脳が活性化され、認知症のリスクが軽減するという調査結果も出ています!
いつまでもおいしく食べ続け、健康寿命を延ばすためにも定期的に歯科医院に行き、口の中の健康を保ちましょう(*^^*)
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