気になる口臭、、原因、対策は??
投稿日:2022年11月5日
カテゴリ:スタッフブログ
気になる口臭、、原因、対策は??
こんにちは、歯科衛生士の関根です!
そろそろ秋も終わりを迎えそうですね!
寒い日も増えてますので皆様風邪にはお気をつけください^ ^
今回は口臭についてのお話です。
マスク生活で自分の口臭が気になる、という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
口臭は原因の90%がお口の中にあると言われています!
お口の中のタンパク汚れが細菌により分解、発酵されることで発生するガスによる口臭が多いとされています。
ガスには
メチルメルカプタン :たまねぎが腐ったようなニオイ
硫化水素 :卵が腐ったようなニオイ
ジメチルサルファイド :キャベツが腐ったようなニオイ
の種類があります。
ガスが生成されやすい口腔内初見
①舌苔(ぜったい)
舌の上に付着している苔の様な細菌の塊です。
多少の舌苔は健康な人にもありますが、口の中が乾いているとき、体調がよくないとき、胃腸の病気や脱水を伴う病気があるときなどに厚くなると口臭の原因となります。
②歯周病
歯周病の原因となる細菌が作り出すガスによって、口臭が強くなります。進行した歯周病では口の中の細菌数が多くなり、口臭がきつくなってしまいます。
口臭は歯周病の症状の一つでもあります。
③むし歯
むし歯によってできてしまった穴に細菌がたまり、口臭がでることがあります。
④詰め物、被せ物の不適合
詰め物や被せ物が合っていないと、隙間に汚れが溜まり、口臭の原因になります。
特に、金属の詰め物・被せ物は、長期使用によって溶け出しが起こり、不適合が起こりやすくなります。
⑤入れ歯・ブリッジのお手入れ不足
入れ歯やブリッジは、どうしても歯や歯茎とのあいだに隙間を作ってしまいます。
お手入れが不足すると汚れが溜まり、口臭の原因になります。
◎対策
○丁寧な歯磨きや歯と歯の清掃
口臭の原因は細菌なので、歯面についている細菌の塊(プラーク)をしっかり除去することが効果的です!
歯ブラシはもちろん、歯ブラシが届かない歯と歯の間はデンタルフロスや歯間ブラシなども使用しましょう。
○舌ブラシ
舌の上に付着している舌苔を歯ブラシで磨いている方がいれば、要注意です!
舌は非常に敏感な部分なので、歯ブラシの硬さでは、傷がついてしまい、余計に細菌が溜まりやすい状態になります。舌のお掃除には舌ブラシを使用し、優しく拭う様に磨きましょう。
頻度は1日1回、朝起きた時に使用するのが効果的です!
○洗口剤
洗口剤は液体なので、歯と歯の間や、粘膜の細菌にもアプローチができます!
しっかりケアをして、口臭や歯周病、むし歯も予防しましょう!
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