歯科用顕微鏡を使用した根管治療を学びに
投稿日:2018年10月26日
カテゴリ:院長ブログ
院長の川手良祐です。
土、日曜日とマイクロスコープを用いた根管治療を学びに勉強会へ行ってきました。
土曜日にお休みを頂き、ありがとうございました。
『SJCDマイクロエンドアドバンスコース』
先月に受講した「SJCDマイクロエンドベーシックコース」のアドバンスです。
ベーシックコースでは根管上部(歯の頭に近い部分)を今回のアドバンスコースでは根管下部(歯の根っこ側)を処置の仕方を学びました。
実際に機器を用いて学ぶ実習付きのセミナーです。
日本の根管治療は再治療が多いです。
(これは日本の根管治療の再発が圧倒的に多いということです。理由があるのですが、ブログで書くのは難しい内容です)
再治療ではガッタパーチャ(言う元々神経があった部分を封鎖する材料)を取る必要がありますが、肉眼で取り切ることは不可能に近いのでマイクロスコープが必須となります。
感染したガッタパーチャをいかにして取り除くかなど様々なことを学びました。
更に神経の温存の仕方を学びました。
当院でも行なっている「MTAセメントを用いた神経を取らない治療」を行うことで神経を抜くことはほとんど無くなりました。
MTAセメントの有効的な使用方法などテクニック的なことでした。
神経を抜かなければ根管治療の再発もないですし、いいことばかりですね。
まだまだ学びの秋は続きます。
当院では様々な治療を行っています。
口の中で何か気になることがあれば、川手歯科医院までお気軽にご相談ください。
川手歯科医院
院長 川手良祐
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