歯医者さんのレントゲン、被曝は大丈夫??
投稿日:2024年4月27日
カテゴリ:スタッフブログ
みなさんこんにちは♪
歯科衛生士の安藤です!
もうすぐGWですね!!
皆さんはどんな連休を過ごしますか??
私は実家に帰ってのんびり過ごす予定です(*^^*)
さて、今回はレントゲンについての疑問を解決していきます!!
被曝の影響を恐れて「できればレントゲン検査を受けたくない」と感じていませんか?
撮影の種類によって被爆量や被爆部位の広さは異なりますが、レントゲンによる検査は歯科治療を受けるうえで欠かせない検査です!
歯科医院のレントゲンがどれだけの影響があるかをお伝えしていきます!
歯科医院のレントゲンによる被曝の影響は自然放射線以下
歯科医院ではレントゲン撮影の際、患者様に鉛が入った防護服を着用していただきます。
人体への影響を表す単位を「シーベルト」といいますが、健康に被害を与える被曝の数値は「100ミリシーベルト以上」とされており、歯科医院のレントゲンでは 0.01〜0.1ミリシーベルト程度しか発生しません!
防護服には放射性物質を遮断する効果があり、着用することで被曝の影響はほぼゼロになります!
人は大地や大気、食べ物からも少なからず被曝の影響を受けていますが、生活するうえで欠かせない自然放射線よりも歯科医院のレントゲンのほうが数値は桁違いに低くなっています!
過度に心配する必要はありません!
歯科医院で行うレントゲン検査にはいくつか種類があり、それぞれシーベルトの数値が異なります!
①デンタルエックス線
お口のなかに入れて部分的に撮影するデンタルエックス線検査は、主に痛みや違和感があるときや根の治療などで行われます。
被曝の影響は1枚あたり0.01ミリシーベルトです。
②パノラマエックス線
お口全体を撮影するパノラマエックス線検査は、初診で口腔周囲の全体把握が必要の方、しばらくレントゲン検査を受けていない場合にも行われます。当院では1年に1回撮影していきます!
被曝の影響は1枚あたり0.03ミリシーベルトです。
③歯科用CT
歯や顎骨、神経や血管などを3Dで立体的に確認できるCT検査は、インプラント治療や難しい親知らずの抜歯などでは必須の検査となります。その他に上顎洞の炎症を見たり、嚢胞の大きさを確認したり、過剰歯の位置確認にも必要とされます。
被曝の影響は1枚あたり0.1ミリシーベルトです。
歯科で行われるレントゲンは、1年間の限度とされる数値の10〜100分の1程度です。胸部や胃など別の部位のX線検査より被曝の影響は少ないため、安心して受けられます!
当院では事前に防護服を着用していただいてから撮影を行いますので、影響がほとんどゼロの状態で検査することが可能です!レントゲンは質の高い歯科治療をご提供するうえで欠かせない検査ですので、必要な場合はご協力をお願いします😌
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