奥歯が痛い、、親知らずのせい?親知らずは抜いた方がいいの?
投稿日:2024年3月23日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは、歯科衛生士の関根です! 3月も終わりに近づいて別れの季節ですね。4月から環境が変わる方も環境が変わらない方も気持ちを切り替えて頑張りましょう!
今回は親知らずについてお話しします。親知らずは前から数えて8番目に生えてくる歯のことです。皆さんも歯を数えて親知らずが生えているか確認してみましょう!
通常親知らず以外の歯は12歳頃に生え揃うのに対して、親知らずは18歳以上になってから入ってくることが多いので、親に知られないうちに生えてくると言うことで親知らずと言われています。
親知らずを抜くと腫れると聞くし、抜きたくないな、と不安に感じる方も多いと思います。
そこで親知らずを抜いた方が良いケースを何個か紹介します。
◯親知らずを抜いた方が良いケース
1、奥に生えているので磨きづらい場合
基本的に親知らずは1番奥に生えてくるので磨きづらい部分ではありますが、きれいにまっすぐ生えていてかつ歯ブラシも上手な方であれば、抜かなくても良いケースもあります。
2、斜めに生えてくる場合
斜めに生えてきている時は、磨きづらいのももちろんですが、そもそも歯を支える骨がない場合などもあるので抜いた方が良い場合が多いです。
3、少しだけ生えている場合(歯に歯ぐきが被っている場合)
歯ぐきが被っている場合は、付着と言って端に歯茎がくっつかないことが多いです。歯と歯ぐきの間に汚れが溜まってしまい歯周病や歯の病気である虫歯を引き起こす原因になってしまいます。
上記のようなケースでは親知らずは抜いた方が良いとされています。
親知らずは抜いても問題はないとされていますが、親知らず以外の前から7番目までの歯は抜けてしまうと噛み合わせに影響してしまったりお口の中全体に関わってくるので、7番目までの歯に影響する場合があるのなら親知らずは抜いた方がいいとされています。
ですが、親知らずがあることでデメリットしかないのかと言うとそうではありません。条件が良ければ、他の歯を失ってしまったときに親知らずを失ってしまった歯の部分に移植することができる場合もあります。
そして、親知らずは誰もが必ず4本全部生えているわけではありません。今生えていなくても中に埋まっている方もいますし、そもそも親知らずがない方もいらっしゃいます。
なので、まずは歯医者でレントゲン撮影、種子の検査などを行い、親知らず抜いた方が良いのか検査してみましょう♪
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