「新型コロナウイルスに対する感染対策」と「日々の日常で免疫力を高める方法」
院長の川手良祐と副院長の川手玲美子です。
新型コロナウイルスの件で歯科医院への通院について悩む方もいると思います。
4/30にテレビのニュース番組で日本歯科医師会の会長が出演され
「歯科治療を通じて患者の中で新型コロナウイルスの感染は1件もない」と話されていました。
それと同時に「歯科治療において不要な治療は無い」とも話されていました。
通院のタイミングに迷うようでしたら、御連絡を頂ければと思います。
歯科医院は新型コロナウイルスが出る前から様々な感染対策を行なっていますし、新型コロナウイルスについての対策も当然ながら行なっています。
詳しくは感染対策のページをご覧ください。
さて、今回は私たち歯科医師の目線から考える新型コロナ対策の1つ「免疫力を高める方法」についてお話しします。
1.口呼吸せず鼻で呼吸する
マスクをすると、息苦しく口呼吸になりがちです。今までマスクを付ける習慣が無かった方は特に感じると思います。
口呼吸をすると、鼻呼吸よりもウイルスが体に入りやすくなるだけでなく、口の乾燥、歯茎の腫れ、着色が着きやすくなるなどの弊害があります。
鼻呼吸で、ウイルスを寄せ付けず、さらに歯の健康にもつながります。
2.食べたら歯を磨く
現在、自宅待機の影響でだらだら食べや間食が多くなると思いますが、規則正しい食生活をする事で虫歯や歯周病を防げます。
4で再度説明しますが、虫歯や歯周病対策は、コロナに感染したとしてもそれを重症化させないメリットにもなります。
3.使用した歯ブラシはよく洗いよく乾燥する
歯ブラシは、毛の毛細管現象という吸い付く力で汚れを吸着する作用もあります。
歯磨きをした後の毛を綺麗な手でよく擦って汚れを落とし、しっかり乾燥させ、細菌の温床とならないようにします。
4.舌ブラシを使用する
新型コロナウイルスはウイルスによる肺炎を引き起こしますが、口の環境が悪いと、口の中の細菌が肺に入り込み細菌性肺炎となります。口の中の細菌数が多いと、ウイルスと細菌のダブルパンチで肺炎を重篤化させやすいので、口の中の環境を整える事が大事です。
舌にも細菌やウイルスがつきますので、歯ブラシ後に舌ブラシを使うこともお勧めします。舌ブラシがない方は、ガーゼなどを濡らして舌の奥から手前に優しく数回ぬぐってあげるだけでも大丈夫です。
川手歯科医院
院長 川手良祐
副院長 川手玲美子
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