歯磨きはなぜするの?歯に付着する歯垢(プラーク)の正体は!?|船橋駅3分の歯医者|川手歯科医院

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歯磨きはなぜするの?歯に付着する歯垢(プラーク)の正体は!?

投稿日:2024年10月18日

カテゴリ:スタッフブログ

こんにちは!受付吉川です。

最近は朝晩が涼しくなってきて、過ごしやすい季節になりましたね!

私は暑がりなので昼間に長袖を着ているとまだ汗をかいてしまいます(*_*)

 

いきなりですが、食後の歯磨きはなぜ行うのでしょうか?

小さいときからしているから…汚れを取るため…虫歯にならないため…どれも間違いではないです(*^^*)

本日は歯に付着する細菌と歯磨きのお話しをしていこうと思います!

 

まず初めに、皆様プラークというものをご存知ですか?

プラーク(歯垢)とは、一言でいうと細菌の塊です。

プラークには歯周病菌や虫歯菌など様々な細菌がいます。

1㎎のプラークの中には約1億個以上の細菌が存在するとも言われています。

プラークがあるからと言って必ずしも虫歯になるわけではありませんが、多く溜まっていると虫歯や歯周病を発症する可能性が高くなり、口臭の原因にもなります。

 

初めに、プラークとは一体どんなものか特徴をいくつかお伝えします。

①見た目は白や黄色く見える

②数時間から数日間かけて作られる

③歯磨きで除去できる

④歯磨きを怠ると量が増え、粘りが出て歯にくっつくため、除去しづらくなる

⑤水に溶けないので、ぶくぶくうがいでは除去できない

 

つまり、毎日の歯磨きでしっかりと落として溜めないことが重要なのです!!

 

毎日の歯磨きと言ってもプラークの溜まりやすい場所を知らないとうまく除去できません。

プラークはくぼみがあるとことに溜まりやすいです。

例えば、歯と歯の間、歯茎の境目、噛み合わせの面の溝、被せ物や詰め物と歯の境目などがあります。

 

次に、磨き方のポイントです。

★プラークはブラシで磨いて落とすもの!排水溝のぬめりと同じです。

★歯ブラシは歯茎ではなく歯に当てる!歯と歯茎の間の汚れを取ろうとすると、歯ブラシが歯茎に当たってしまう方が多くいらっしゃいます。しかし、プラークが付いているのは歯の面なのでブラシは歯に当てましょう。

歯茎に強い力が加わると歯茎が下がってしまうことがあるので注意が必要です。

★歯の丸みに対して90度に!歯は丸みを帯びているので、それに合わせながらどこの面でも90度に当てることを意識してみましょう。その時、歯と歯の間にも毛先を届ける気持ちで磨くと良いですよ(*^^*)

★歯磨きレベルを上げる!一番は自分の歯の生え方やお口の状態を知り、意識して磨くことが大切です。当院では皆様に歯磨き指導を行っています。

何故大人なのに歯磨き指導?と思う方もいらっしゃると思いますが、自分のお口のどこにプラークが溜まりやすいのか、プロの衛生士に教えてもらうのが確実です。これが結構重要です。

 

ここまで、プラークの性質や落とし方を説明してきましたが、いかがでしたでしょうか?

当院ではプラークを除去しツルツルにする治療や、歯の染め出しを行い普段どこの部分を磨くことが苦手なのか把握した上で、ひとりひとりにあった磨き方のコツをお伝えしています。

 また、プラークを除去しやすいフロスや細かいところまでしっかり磨けるタフトブラシの「プラウト」など取り揃えております。

お口のことで気になることがあれば何でもご相談くださいね(*^^*)

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