つめ物・被せ物(審美歯科)
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【川手歯科医院式】精密審美歯科治療
当院では、以下に挙げるようなお悩みをお持ちの方に、審美歯科治療をおすすめしております。
- 乱れた歯並びを整えたい
- 銀歯を白い歯に取り替えたい
- 気になる歯の向きや歯の生え方を治したい
- 歯が抜け落ちた部分を治療したい
こういったお悩みは、大掛かりな矯正治療などを行わずとも、審美歯科治療で改善することが可能です。特に、歯や歯列の見た目を良くしたい人にとっては、当院の精密審美歯科治療が最適といえます。審美性、親和性、低価格を兼ね備えた当院の審美歯科治療についてご紹介します。
詰める量を最小限にできる「レジン充填」
審美性を考慮するのであれば、歯科用材料の使用量は最小限に抑えるに越したことはありません。ですから、被せ物よりも詰め物の方が目立ちにくく、審美性も損なわれません。さらにレジン充填であれば、材料を詰める量を最小限に抑えることができるため、非常におすすめな治療法といえます。しかも、レジン充填であれば1回の来院で処置が完了しますし、歯質の削除量も少なくて済みます。
マイクロスコープを用いた精密審美治療
当院では、歯科用拡大鏡やマイクロスコープを活用した審美治療を実施しております。詰め物や被せ物といった補綴物を装着する際には、適切な形態に歯質を削る必要があります。その際、肉眼の数倍から数十倍に拡大できる器具を活用することで、精度の高い歯質の形成が可能となります。その結果、製作した補綴物がぴったりとはまるようになり、適合性と審美性が向上するだけでなく、補綴物を長持ちさせることも可能となります。
審美歯科治療の基準としている9つの項目
当院では、以下に挙げる9つの項目を基準として、クオリティの高い審美歯科治療を安定的に提供しております。
歯の形態
歯列全体と調和するような歯の形態を意識して、補綴物を作ります。
正中ラインに合致させる
治療後は、上下の歯列のバランスが顔の正中ラインと合致するように施術します。
スマイルラインを意識した治療
前歯には、笑顔になった際に自然と現れるスマイルラインというカーブがあり、これを意識した治療を施します。
天然の歯の特徴に合わせる
天然の歯には独特な特徴があり、補綴物もそれに近い造形を与えます。
性別の違いを意識する
男性と女性では、異なる歯の特徴があり、それぞれに合った補綴物を作製します。
肌の色に合わせる
補綴物は、口腔組織のみならず、肌の色とも調和するよう工夫します。
年齢に応じた歯の色、形
歯は年齢によって色や形に違いがあり、年代に応じた特徴づけが必要になります。
患者さまに最適な素材を厳選
患者さま一人一人に最適といえる素材を厳選いたします。
全体バランスを考えた審美治療
口腔組織や顔貌など、全体的なバランスを考えた審美治療を実施いたします。
技術力の高い歯科技工士との連携
当院では、補綴物の製作に熟練した歯科技工士と連携して審美歯科治療を実施しております。審美歯科治療は、補綴物の細部にまでこだわる治療だけに、高度な技工操作が必要となるため、優秀な歯科技工士の力が不可欠です。そんな高い要求にも応えることができる歯科技工士と提携しております。
歯科技工士が現場に赴き、補綴物の精度や審美性を確認します。
わずかな色のグラデーションを見極め、0.1mm単位の調整にも応じます。
職人的な技術で精度の高い補綴物を製作します。
患者さまの個性に合わせた素材選び
審美歯科治療に用いる歯科材料は、実に種類が豊富です。それぞれで特性も異なり、患者さまの個性に合わせてカスタマイズすることができます。
金属アレルギーの有無や、かみ合わせの状態、審美性に対する要求度の高さなどを踏まえながら、患者さまにとってベストと呼べる素材を提案させて頂きます。
ご予算に合せた素材選び
当院では、保険、自費に関係なく、患者さまのご予算に合せた素材選びをさせて頂いております。ですから、保険診療においても、審美的な処置を施させて頂きますので、遠慮なくお申し付けください。それぞれのご予算内で対応できる、最大限の審美歯科治療を提供いたします。
機能性を高めるための6つの取り組み
審美歯科治療では、当然のことながら補綴物を美しく製作し、お口やお顔全体の印象が良くなるような処置を施します。同時に、機能性も重視しているのが当院の特徴です。なぜなら、天然の歯にしろ、人工の歯にしろ「ものを噛む」という機能を果たさなければ、単なるハリボテになってしまうからです。機能的に噛めることで、食物を効率的に咀嚼し、体への栄養が正常に行き渡るようになります。そうした重要な機能を担っている歯だからこそ、以下の挙げる6つの取り組みによって機能性を向上しております。
初期治療にマイクロスコープ
補綴物を製作する前段階として、虫歯や歯周病などの初期治療をマイクロスコープを用いて行い、精密治療を実施します。
0.1mm単位の精緻な咬合調整
かみ合わせの良し悪しは補綴物の命ともいえますので、0.1mm単位までこだわって調整します。
口腔内スキャナーによる型取り
口腔内スキャナー(トリオス)を用いて、スムーズな型取りを実施します。粘度のような材料を使用しないため、嘔吐反射が強い方も不快感なく処置が可能です。
ワックスアップ
ワックスアップすることでシミュレーションイメージを作製し、補綴物の精度を上げます。
精度の高い仮歯
仮歯の精度にもこだわり、出来る限り天然の歯に近づけます。
歯肉圧排(しにくあっぱい)
支台歯に処置を施す際には、歯肉を押し下げ、型取りなどの精度を向上させます。
前歯の隙間(すきっ歯)をダイレクトボンディング治療で改善した症例
隙間(すきっ歯)を治す治療は歯並びを改善する矯正治療をイメージされる方が多いですが、「矯正治療は時間がかかってできない」「矯正器具が目立つ」「マウスピース矯正は手間がかかる」などの理由から矯正治療を選択できない場合もあります。
【ダイレクトボンディング】は【1回で治療可能】のために短期間で綺麗に治したい場合には非常に有効な治療方法です。改めて当院で行っている【前歯の隙間(すきっ歯・正中離開)を治すダイレクトボンディング治療】をご説明致します。
治療については【マイクロスコープ】を使用する【精密治療】で行っています。拡大して治療をすることで精密な治療が可能になります。
患者さまはずっと前から【前歯の隙間が気になる】を主訴に1時間以上かかる場所から来院して頂きました。
*ホームページの掲載に関して患者さまから写真の使用許可を得ています*
歯垢(プラーク)が付いていると歯に詰め物が接着しないために徹底的に綺麗にします。しかし、歯垢(プラーク)は目では見えないために「染め出し液」を使用します。小学生の時に学校で歯垢(プラーク)を赤く染める体験をした方も多いと思います。
当院では歯垢(プラーク)か最近ついたのか、前からついているかが分かる2色のタイプを使用しています。前から付いていると赤紫色、最近付いた場合は赤色に染まります。これは磨き方のチェック(プラークコントロール)の際に非常に有効でわかりやすいです。今回は色が染まった場所は徹底的に除去します。
除去には「エアフロー」を使用します。従来の方法の「ブラシと研磨剤で磨く」のではなく、体に優しい「アミノ酸パウダー」を高圧で吹きかけます。歯や歯肉を傷つけることなく歯を綺麗にします。
いよいよ歯の形を製作する段階です。ダイレクトボンディングは【接着】が非常に重要です。【ラバーダム】を使用し唾液や歯肉溝滲出液(歯茎にある水分)を遮蔽します。
*歯の条件によってはラバーダムができないこともあります*
ラバーダム装着後に徹底的に歯の表面を綺麗にします。その後、歯に材料が接着する過程を経てコンポジットレジンにて歯の形を作ります。
歯の隙間の計測を行い、その量に応じたマトリックス(型)を試適します。詰める幅が決まったらコンポジットレジンを填入して形を作ります。マイクロスコープを使用して視野を拡大し1本ずつ精密に詰めます。
最後は形の修正と研磨です。画像にはないですが、笑顔と調和がとれているかなど、様々な角度や視点から形を決めます。研磨は艶を出す専用の研磨剤も使用し、水が弾くくらいまで徹底的に綺麗にします。
非常に【綺麗な前歯】になりました。患者さまは長年ずっと気になさっていたようですが、鏡で見て頂いた時の笑顔は最高でした。マスクを外した時の歯並びが綺麗でしたら自然と笑顔になると思います。
レントゲンからも詰め物が段差なく緊密にしっかり詰められた事(レントゲンで白く写っている部分が詰め物)が確認できます。
この症例はダイレクトボンディングで治療を行いましたが、矯正治療(ワイヤー矯正やマウスピース矯正)での対応も可能ですので、歯のことでが気になる場合はお気軽にお問い合わせください。
年齢・性別 | 50代 女性 |
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治療費 | 55,000円/税込(2023.1現在) ダイレクトボンディング1本 |
治療期間 | 1日 |
治療回数 | 1回 |
リスク | 転倒や外傷によって欠けることもあります。隙間の量によっては治療が適応外のこともあります。治療前に十分な検査・診断が必要になります。 |
前歯の隙間を部分矯正・セラミックなどの審美治療で改善した症例
【前歯の隙間】【歯の形】【歯並び】を治す方が増えています。
今回は前歯を綺麗に治すために様々な治療を併用したケースをご説明致します。
ホームページ掲載については患者様から許可を得ています。治療に関してはマイクロスコープを使用して精密治療を行なっております。
『前歯の隙間と歯並びが気になる』を主訴に来院されました。以下の写真のように隙間がありました。この隙間をダイレクトボンディングのみで治療すると歯が大きくなってしまうために矯正治療を併用しました。
ダイレクトボンディングのみの治療詳細は『歯の隙間を治す治療(ダイレクトボンディング)』の症例ページをご覧ください。
(文字をクリックすると治療説明ページへ移動します)
マウスピース矯正(インビザライン)も選択肢にはありましたが、生活スタイル等から今回はワイヤー矯正の部分矯正治療で行いました。【白い装置】を使うので目立ちにくいです。
ワイヤーを白くもできますが、白メッキが剥がれるとかえって目立つためにワイヤーは通常のワイヤーを使用しています。
上下の前歯に装置をつけて矯正治療を行いました。部分矯正は全体の矯正に比べると装置も少なく、痛みも起きにくいメリットがあります。
前歯の形を患者さまが気になさっており、その点の改善を矯正治療後に行いました。
(矯正開始前から治療計画に入れて治療を行っています)
・中切歯(前から1番目の歯)ダイレクトボンディングを行いました。
・側切歯(前から2番目の歯)は形の修正点が多く、支台歯形成を行い仮歯にしました。
当然ながらマイクロスコープを使用し拡大し精密治療で行っています。
ダイレクトボンディングの研磨等を行い、左右の2番目の歯にはセラミッククラウンを装着しました。前歯の治療過程については『前歯のセラミック・ラミネートベニアで綺麗に治した審美治療』の症例ページをご覧ください。
(文字をクリックすると治療説明ページへ移動します)
治療【前】と【後】の比較です。自然な歯並びと自然な歯の形で綺麗な口元になったことで患者さまは非常に喜んで頂けました。鏡で見て頂いた瞬間の笑顔は歯科医師として非常に喜ばしい事です。
年齢・性別 | 30歳 女性 |
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治療費 | 部分矯正 330,000円/税込(2023年2月現在) ダイレクトボンディング 55,000円/税込(2023年2月現在) セラミッククラウン 176,000円/税込(2023年2月現在) |
治療期間 | 9ヵ月 (別途:矯正治療の保定期間6ヵ月) |
治療回数 | 12回 |
リスク | 歯並びや噛み合わせによっては矯正治療自体が難しい点があり、装着した歯が外れたり欠けたりすることがあります。上記の治療が適応外になることもあります。 |
セラミックスの延長ブリッジを用いた前歯の審美治療症例
▼前歯に入れ歯を使用していた方が「入れ歯ではなく隣の歯を削らない延長ブリッジで治療したケース」をご紹介します。
※ホームページ掲載について患者様から許可を得ています。
患者さまは、30代・女性の方で先天的に歯が生えていないために入れ歯を使用されていました。当然ながら見た目には入れ歯のバネが見えてしまい審美障害となってしまっています。
本来であれば、歯が一本欠損している場合にはインプラントが適応になりますが、様々な理由からインプラント治療は難しいため、ブリッジでの治療をご提案致しました。
左上の前歯が綺麗な上、健康な歯を削りたくないとのことで今までブリッジではなく、入れ歯をお使いだったようです。
前から見ると入れ歯の金具が見えてしまい自然に笑うことができないとおっしゃっていました。
裏側にも入れ歯のバネがあるため、舌感も悪く発音障害も起こしやすい状態でした。
延長ブリッジでの審美修復治療を実施
左上の3番目の歯にセラミックスのクラウンが装着されていたため、この歯を使用した延長ブリッジで治療することになりました。元々、この歯では噛んでいなかったため、かみ合わせの回復の意味合いでもこの歯を外しました。
元々のクラウンを外し、延長ブリッジのタイプの仮歯を装着します。延長ブリッジであれば隣の歯(前歯)を削ることなく装着が可能です。欠損している部分の歯茎にはオベイトポンティックといい、歯が生えているように見せる処置も行いました。
仮歯を入れ、「見た目」「噛み合わせ」など問題がないのを確認し、歯形をとりセラミックスの歯を製作しました。歯の形を調整する時には、マイクロスコープを使用した精密な治療を行うことは言うまでもありません。
延長ブリッジを装着して治療完了
完成した延長ブリッジを装着後、最終的な噛み合わせを調整して治療完了です。隣の歯(前歯)を削らずに綺麗な歯が入ったため、非常に喜んでいらっしゃいました。
従来のブリッジでは両隣の歯を削ることが当たり前でした。しかし、現在では接着性ブリッジや延長ブリッジなどの方法によって歯を削らずに治療することが可能です。
※奥歯でも対応可能な場合もありますので、ぜひご相談ください。
年齢・性別 | 30代 女性 |
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治療費 | 220,000円/税込(2021年1月現在) |
治療期間 | 2ヵ月 |
治療回数 | 4回 |
リスク | 歯並びや噛み合わせによってはセラミックスが欠けてしまい、延長ブリッジの適応にならないことがあります。治療前に十分な検査・診断が必要です。 |
審美歯科治療の注意点・予想されるリスクについて
つめ物やかぶせ物の治療では、適材・適所の素材や治療法のご提案に努めております。しかし、経年劣化や咬み合わせの変化によって、装着後に変色・破損・脱離などの可能性がございます。また、かぶせ物は適合性を高めるため、歯質を多く削ることになります。治療を受ける際には、一つひとつの素材や治療法に伴うリスク等、丁寧にご説明致しますのでご安心ください。
審美歯科治療の治療費
※全て税込みです。治療期間や回数は目安となります。
(目安治療期間:0.5~1ヶ月 治療回数:2~4回)
詰め物
名称 | イメージ | 特性 | 料金(税込) |
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オールセラミックス | 全てセラミックの白い詰め物で、残っている歯と適合が良い材料です。金属を使わないので金属アレルギーの心配がありません。透明感のある健康的な白い歯の輝きで天然歯の美しさを保ちます。 美しさ:★★★★★ 耐久性:★★★★ |
93,500円/インレー 121,000円/アンレー |
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Gold(金) | 強度が強く、銀歯に比べ金属アレルギーの心配が少ないです。二次的な虫歯になるリスクも少なく、金属の劣化がありません。 美しさ:★★ 耐久性:★★★★ |
110,000円/インレー 143,000円/アンレー |
かぶせ物
名称 | イメージ | 特性 | 料金(税込) |
---|---|---|---|
オールセラミックス | 耐久性や強度にとても優れ、最も歯に近い透明感があります。金属を使わないので金属が解け出して歯ぐきが変色したり、金属アレルギーの心配がありません。健康的な白い歯の輝きで天然歯の美しさを保ちます。 美しさ:★★★★★ 耐久性:★★★★★ |
170,500~181,500円 | |
PFM | 金属のフレームにセラミックを焼き付けているので、強度と耐久性に優れています。透明感は少ないですが白さ・美しさを表現しています。金属を使用しているので歯茎が黒くなることがあります。 美しさ:★★★★ 耐久性:★★★ |
198,000円 | |
Gold(金) | 強度が強く、銀歯に比べ金属アレルギーの心配が少ないです。歯になじみやすく、天然の歯に近い硬さなので、噛み合う歯も痛めません。 美しさ:★★ 耐久性:★★★★ |
187,000円 | |
ラミネートベニア | 歯の表面を削り、そこにつけ爪のようにセラミック製の薄い人工歯を貼り付け、歯の形を変えます。 美しさ:★★★★★ 耐久性:★★★ |
187,000円 |
特殊土台(コア)
名称 | イメージ | 特性 | 料金(税込) |
---|---|---|---|
ファイバー | 歯に似た弾性を持つため、根の割れも起こりにくく、現時点で最良と評価されています。金属の『土台』に比べファイバーを使用することにより根が折れてしまうのを防止します。オールセラミックスやハイブリッドセラミックスなど審美性の高いかぶせ物に有効です。 美しさ:★★★★★ 耐久性:★★★★★ |
49,500円 |
船橋で審美性の高い補綴物をご希望なら船橋駅3分の川手歯科医院
このように川手歯科医院では、審美性だけでなく機能性にも配慮した詰め物や被せ物をご提供しております。銀歯を白くしたい方や歯の形態を整えたいというご要望にもお応えできますので、まずはお気軽に船橋の川手歯科医院までご連絡ください。