治療計画・治療内容を決めるために
投稿日:2018年8月18日
カテゴリ:院長ブログ
以前のブログでもお伝えした初診時の検査についてご説明します。
カウンセリングルームでのリラックスした状態で問診を終えた後に、診療室で検査を行います。
検査内容
1.見た目の検査
2.レントゲン撮影
3.一眼レフカメラによる口の中の写真撮影
4.歯周病の検査
5.歯型(必要により)
(※痛みや違和感がある場合にはその部分の応急処置を最優先で行います!!)
1.見た目の検査
患者さまが気になる部分を中心に見た目の検査を行います。
この時にマイクロスコープや拡大鏡を使用することで肉眼で行うよりも、虫歯や詰め物の不具合の早期発見が行えます。
(歯の細かい部分まで見る事ができるためです)
肉眼では問題ないように見えますが、マイクロスコープで確認すると銀歯と歯の間に段差があり黒く虫歯になっているのが確認できます。
見た目の検査の段階から高倍率でチェックすることで虫歯等の早期発見が行えます。
2.レントゲン撮影
歯の内部や骨に異常がないか確認をします。
硬い部分(詰め物や金属なども)は白く映り、柔らかい部分(虫歯になど)は黒く映ります。
撮影した画像は見かたをお伝えし、ご自分の口の中の状況のご説明を行なっています。
3.口の中の写真撮影
専用の一眼レフカメラを使用して口腔内規格撮影という撮影方法で行なっています。
治療計画を立てる上でも必要なので治療前の写真(記録)は大切にしています。
また、治療を進めていくと治療前の最初の状態を忘れてしまうこともあるため、「治療をしたことで、こんなにも治った」と実感して頂けると思います。
治療のビフォーアフターの写真をお見せする事は大変にご好評を頂いています。
4.歯周病の検査
歯肉溝と呼ばれる歯と歯茎の間の深さ、歯の揺れ、プラークの付き具合などを検査します。
歯肉溝は歯周病になっていると歯周ポケットとも呼ばれ、CMなどでも使われている用語なので馴染みがあるかもしれませんね。
歯周病は見た目ではわからない病気なので、検査が必須となります。
5.歯型(必要に応じて)
咬み合わせなどがどうのような状態か診断するためです。
咬み合わせ以外にも歯の大きさや歯並びの分析を行います。
下の写真はフェイスボウと言う道具を用いて咬合器と言う道具に歯型を設定して咬み合わせを細かく見ています。
これらの検査を行うことで様々な視点から診断が可能になります。
症状がない場合でも検査をしっかりすることで、健康と再確認して安心して頂けますし、一方で治療の必要性が出る事もあります。
船橋で歯科医院をお探しであれば、川手歯科医院までご連絡をお待ちしています。
川手歯科医院
川手良祐
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