歯がしみる?知覚過敏になったらどうするか!
投稿日:2023年11月10日
カテゴリ:未分類
みなさんこんにちは!歯科衛生士の笠原です!
最近は涼しくなってきて過ごしやすい日が続いていますね!私は秋服が可愛くて毎日幸せです!可愛いモコモコしている帽子をゲットしたのですがなかなか被る機会がないのでどこに被って行こうかワクワクです!
みなさんの秋冬のお気に入りのお洋服やアイテムがあったら教えてください!
今回はよく聞く知覚過敏についてお伝えします!知覚過敏とはむし歯がない状態でも一時的に歯がしみる状態のことです。例えば、冷たいものや温かいもの、酸味の強いもの飲食したとき、歯磨きをしたとき、歯に風が当たったときなどに感じる場合があります。
知覚過敏について詳しくお伝えしていく前に、まず歯の構造から確認していきます!私たちの歯はエナメル質という非常に硬い組織によって囲まれており、その内部に象牙質(ぞうげしつ)、そして神経(歯髄)が通っています。歯の根元にはエナメル質がないため、根元がいろんな理由で露出してしまうと象牙質に直接刺激が伝わりやすくなってしまいます。さらに象牙質には無数の小さな穴が空いているため、刺激が神経に届いてしみる症状がでてきます。
このような歯がしみる症状がでてきてしまった際の改善方法や予防法をお伝えします!!
お家でできることは2つあります!
① 知覚過敏用歯磨き粉を使う
当院ではメルサージュヒスケアという歯磨き粉を扱っています。この歯磨き粉には知覚過敏を予防する他にも嬉しい成分がたくさん含まれています!
⑴硝酸アルミニウム(ブラッシング時の痛みをケア)→歯の神経を鈍くし、直ちに刺激の伝達を抑制する
⑵乳酸アルミニウム(飲食時の痛みまでケア)→歯がしみる原因となる象牙細管を封鎖し、持続的に痛みの伝達経路を封鎖する
⑶フッ化ナトリウム1450ppm(むし歯予防)
⑷β-グリチルレチン酸(歯周病予防=歯ぐきの腫れや出血を抑える)
⑸ポリエチレングリコール400・シリカ&結晶セルロース(頑固なタバコのヤニやステイン=黄ばみ・くすみなどの着色のケア)
②歯磨きの力は優しく
摩擦で歯が削れることもあるため、適切な力で磨くことがポイントです。手の甲など薄い皮膚の上で歯ブラシを動かしても痛くない程度の力にしてみましょう!
歯科医院で行えることは3つ紹介します!
①コーティング剤を塗る
しみる原因となる象牙質にお薬を塗ります。
②マウスピースを作成する
食いしばりや歯ぎしりの癖がある人は今後も歯を傷つけてしまう可能性が高いので、それを防ぐために就寝中はマウスピースで歯を守ることがオススメです。
③歯周病の予防
歯周病などが進行して歯ぐきの位置が下がっていくと、それに伴い歯の根元が露出してしまいます。そのためは毎日の歯ブラシで細菌をしっかり落としていくことが1番大切です。
お口の中でお困りのことがあればお気軽にお声掛けください!
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