歯ぎしり食いしばり改善治療って?歯医者で出来るボツリヌス治療とは?
投稿日:2023年9月9日
カテゴリ:スタッフブログ
皆さんこんにちは🎶
今週のブログ担当は歯科助手の菅原です☆
昨日の台風の雨風は大変でしたね💦
通勤中に風が強すぎて傘が壊れてしまい、私は濡れながら出勤いたしました…😨
台風がきているにもかかわらず来院頂きました皆様ありがとうございました🙇♂️
さて、今日は当院でも最近取り入れたボツリヌス治療についてご説明いたします❕
睡眠をとっている間に食いしばりや歯ぎしりをすることがあるというお話を聞いたことがある方もおおいのではないでしょうか?
起きているときにも、ストレスなどでぐっと歯を食いしばるような癖のある方もいらっしゃいます。
睡眠中、ご本人は無意識のうちに食いしばりや歯ぎしりをしているので、それほど自覚はされていないのですが、歯のすり減りやヒビが入るなど、歯に大きな負担がかかったり、エラの発達や徐々に顔貌が変化するような重症例もあり、「睡眠時ブラキシズム」というのが正式な疾患名です。さらに、食いしばりが進むと「顎関節」という耳の前にある関節がカクカク音がしたり、口全体が開きにくくなったり、顎などに痛みが生じるようになって来院される方もいます。また、顎関節のズレが原因で、頭痛や肩こりなどの症状が現れる方もいらっしゃいます。
では、食いしばりに対する治療法いついてですが
痛みや顎関節の動きの制限、違和感がある場合は早めに治療することをおすすめします。
食いしばりには日中にマウスピースをはめる、寝る時の歯ぎしりにはナイトカードと呼ばれるマウスピースを使用する方法もありますが、筋肉の働きを弱めるボツリヌス注射による治療も有効です。
耳の前の頬骨から下顎角(エラの辺り)に向けてベルト状の「咬筋(こうきん)」という筋肉があります。その筋肉の下端にごく少量のボトックスを3か所ほど注射して筋肉の動きを抑制します。
私自身、日中に無意識のうちに食いしばりすぎて頭が痛くなってしまう日もありましたが、ボツリヌス注射をしてから顎の筋力が弱まったのが感じられ、顎の疲れがあまり感じなくなりました✨顎の疲れが本当にストレスに感じていたので、生活QOLが向上して今は頭痛を感じていたのが考えられません(>_<;)笑
※この写真はわたしです。
「噛む」という行為は、毎日食事の度に必要な動きです。咬筋などの筋肉に過剰な負担がかかっていると、首や肩などの筋肉にも炎症が起きやすくなり、頭痛や肩こりなど、さらに生じる痛みや違和感が別のストレスを生むこともあります。こうした自覚症状のある方はもちろん、睡眠時にご家族から歯ぎしりや食いしばりがあると言われている方、エラが硬く肥大していると感じる方や口を大きく開けづらい方なと感じる方はぜひ気軽にご相談ください😊
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