歯周病で歯を抜くことを防ぐには!?
投稿日:2022年1月8日
カテゴリ:スタッフブログ
明けましておめでとうございます!
歯科衛生士の川添です。
2022年がスタートしました☆
そして昨日の大雪は困りつつも…
テンションが上がり雪遊びしました(笑)
そして今回は歯周病についてですが
皆さん歯周病にはどの様なイメージを持たれていますか?
歯周炎(歯周病)の前に歯肉炎があるのは
何度かお話させて頂いているので簡潔に!
歯肉炎・・・歯茎は腫れて歯周ポケットを形成
するが、歯を支えている骨はしっかりと残っている
歯周炎・・・歯周ポケットを形成し、歯を支えている骨が溶けてしまっている
簡単にご説明すると、この様に骨に影響が
あるか。ないか。に分かれます。
どちらも歯周ポケットは存在します。
ですが、歯肉炎の場合骨の位置は正常なので
汚れを取り、お家でのケアが充分であれば治す事ができるのです。
一方、歯周炎は骨が溶けて無くなっている状態なので治す事は難しいです。
治せないのなら、歯周炎になったらどうするのか?
その答えは、進行を止めるです。
進行を止める為には歯茎の中(歯周ポケット内)の汚れ(細菌)を取る必要があります。
そして汚れを取る事によって歯肉が引き締まり、汚れが入りづらい環境を作り、進行を抑えていきます。
ですが、残念な事に歯周炎で
歯を抜かなければならない事もあります。
歯を支えている骨が著しく減ってしまっていると歯を残す事が難しい場合もあります。
無理して残す事により、隣在歯に影響を及ぼし
共倒れしてしまう。などデメリットがある場合には、抜歯の選択の方がメリットが大きい時もありご提案させて頂くこともあります。
※抜歯という選択になるのは、重度歯周炎の場合です。
この場合しっかりとレントゲン撮影や、歯周ポケットを測り診断していきます。
定期検診を受け、歯肉炎でしっかり気付き治療する。というのが大切です。
そして何よりも大切な事はセルフケアです♪
毎日お口の中を綺麗に維持出来るのは、ご自分です!
日々のケアを一生懸命やっているから痛くならなきゃ大丈夫!と思って検診を受けず、気付いた時には…。なんてならない様に、しっかり自分のお口の中の状態を把握し、セルフケアの方法が合っているのか確認しましょう!
痛みはないけど、口臭が気になる…
歯ブラシで血が出る…
歯が長くなった気がする…
歯が揺れてきた…
歯の位置が動いた気がする…
気になる項目がある方は歯周炎の可能性がありますので、早めにご相談下さい。
特に症状はないけど歯周病になりたくない!
予防したい!という気持ちが
1番の治療だと思います( ˆᴗˆ )
そのお手伝いをしていきますのでご相談下さい。
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