歯ぎしり(ブラキシズム)についてご存知でしょうか?
投稿日:2025年2月19日
カテゴリ:スタッフブログ
みなさんこんにちは!
ブログ初登場の歯科医師野口です♪
よろしくお願いします(*^^*)
先週はバレンタインデーでしたね!みなさんはいかがお過ごしになられましたか?私は毎年、家族でチョコレート交換をしており、今年も開催しました(^^)/
突然ですが、みなさん歯ぎしり(ブラキシズム)という言葉をご存知ですか?
ブラキシズムは上下の歯が非機能的に接触している状態のことを言います。
歯ぎしりというとみなさんどのような動きをイメージしますか?歯ぎしりには何種類か動かし方があり、みなさんがイメージするギシギシと音を立てながら、歯と歯を横に動かす動きをグライディングといいます。そのほか上下の歯に力を入れてグッと噛み締める状態をクレンチング、歯を上下にコツコツと音を立てる行為をタッピングと言います。
ブラキシズムには、寝ているときに生じるものを睡眠時ブラキシズム、目が覚めているときに生じるものを覚醒時ブラキシズムに分類することができます。今回は睡眠時ブラキシズムについてお伝えしていきます。
睡眠時ブラキシズムの原因として考えられるものは多くあり、ストレス、性格、遺伝、飲酒、喫煙、薬物など、様々な因子が関与していることが報告されています。
寝ている時に歯ぎしりをしているため本人の自覚がないのも特徴です。ではどうしたら気づけるのでしょうか。下記のチェックリストの中に1つでも思い当たる症状があれば歯ぎしりの可能性があります
□ 朝起きたときに顎が痛い、だるいなど違和感がある
□ 歯にヒビが入っていたりする
□ 舌や頬の内側に歯型や噛んだ跡がついている
□ 口を閉じた状態のときに奥歯の上下があたっている
□ 肩こりや頭痛がする
□ 首や顎のまわりが張っていたり、こっていたりする
□ 仕事や運転などで集中しているときに歯を食いしばっている
です。いかがだったでしょうか。
もし当てはまるものがあれば歯科医院の受診をオススメします。ブラキシズムが過度に生じると顎関節、筋肉、歯、そして歯を支える歯周組織などに悪影響を与えてしまいます。
規則正しい生活、十分な睡眠、適度な運動、ストレスを日々ためないように心がけることを大切にしていただくと共に、当院では歯や歯冠修復物をブラキシズムから保護することができるスプリント療法や、噛み締める筋肉自体を弛緩することで歯ぎしりを予防するボツリヌス療法等をご案内することができます。
ご興味がある方はスタッフまでお声がけください♪
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