本当にあってる⁉正しい歯の磨き方・歯ブラシの種類!!
投稿日:2023年9月22日
カテゴリ:スタッフブログ
みなさんこんにちは、歯科衛生士の竹内です!
まだまだ暑いですね… 先月は夏休みがあった方もいらっしゃると思います。
皆さんの夏休みの思い出は何ですか??
私は家族でお魚市場に行ったり、友達と花火やディズニーに行ったりと夏休みを最大限に満喫しました(*^^*)
さて、突然ですが…
毎日皆さん歯を磨くことは日常の一つだと思いますが、ちゃんと磨けていますか?
普段使用する歯ブラシにこだわりはありますか?
今回は歯の磨き方から当医院で扱っている歯ブラシの特徴などをお話します。
①歯の磨き方
まず、なぜご飯を食べたら歯を磨くのでしょうか。虫歯にならないため?歯周病にならないため? 虫歯も歯周病もプラークという細菌の塊が付着することでなります。よって、歯磨きはプラークを落として虫歯や歯周病から予防するためです。
そんなプラークはどこに残りやすいのでしょうか。それは、歯茎の境目や歯と歯の間、唾液がいきわたりにくい場所です
では、ここで磨き方の基本をお伝えします。
握り方はペンを持つように
力は軽い力で
歯ブラシの毛先を歯にあてる
動かす幅は小刻みで
簡単ですよね!続いて歯ブラシの当て方です
<ライトアングル法>
歯ブラシを直角にあてる。歯茎が退縮しないように歯茎にはブラシが過度に当たらないようにする。
前歯の裏側は歯ブラシをたて、先端を使って磨く。
奥歯の裏側は斜めから歯ブラシを入れてつま先を使って磨く
<スクラビング法>
毛先を歯に直角にあて小刻みに動かす。
前歯の舌側は歯ブラシのかかとを斜めに当てて一本ずつ磨く
奥歯は斜めに歯ブラシを入れて1本ずつ磨く。
<バス法>
毛先を歯の根っこに45に傾けて毛先の一部が歯周ポケットの中に入るように磨く
前歯の舌側はつま先で1本ずつ磨く。
奥歯の裏側は毛先を斜めにあてて歯周ポケット内に毛先を入れて小刻みに動かす。
このように歯を磨くのにもたくさんの磨き方があります!自分に合った磨き方やこれならできそう!と思える磨き方をぜひ探してみてくださいね!
②歯ブラシの特徴
歯ブラシの毛先にも種類があり、役割が違います。
・ラウンド毛(毛先が丸い)
歯面にあたる面積が大きい為プラーク除去率がテーパー毛より高い
・テーパー毛(先端は丸い、毛先が円錐)
歯面をしっかり捉えるためプラーク除去率は高い、奥歯の咬む面の溝など細かい部分にも適している。
当医院では沢山の種類の歯ブラシを扱っています。それは、それぞれの患者さんのお口にあった物を処方するためです。そのため、変化に応じてその都度あった物を処方することができます!
今回は、当医院で扱っている主要の4種類をご紹介します!
・B-10(S・M)
虫歯予防に適した歯ブラシ
二段植毛と先端集中毛により歯と歯の間や奥歯も磨きやすい
Sは毛の硬さが柔らかい為、歯茎に優しくコシのある毛でプラークを優しく除去できる
・B-20(S・M)
虫歯予防に適した歯ブラシ
ヘッドがB-10よりも小さい為、10代や成人女性の方に使いやすい
二段植毛と先端集中毛により歯と歯の間や奥歯も磨きやすい
Sは毛の硬さが柔らかい為、歯茎に優しくコシのある毛でプラークを優しく除去できる
・P-20(S・M)
歯周病予防に適した歯ブラシ
女性や小さなお口のも使用しやすいコンパクトな4段植毛、奥歯も届きやすい
超極細テーパー毛の為、歯茎に優しい
二段植毛と先端集中毛により歯と歯の間や奥歯も磨きやすい
Sは毛の硬さが柔らかい為、歯茎に優しくコシのある毛でプラークを優しく除去できる
いかがでしたか?気になる歯ブラシはありましたか?
他にも扱っている歯ブラシはありますので別の機会でご紹介できればと思います(*^^*)
普段使う歯ブラシも繊細なお口で使う物なので自分にあった良いものを選んでみてくださいね!!
■ 他の記事を読む■