歯医者さんで注意が必要なお薬!?
投稿日:2023年12月1日
カテゴリ:スタッフブログ
みなさん、こんにちは!歯科衛生士の竹内です!
2023年も残り僅かになりましたが、素敵な1年を過ごせましたか??
私の今年の目標は
①推しのライブに5回以上いく
②一人暮らしを始める
③笑う≧泣く でした!
全て達成できました!スタッフだけでなく家族や友人など周りのみんなのおかげで本当に思い出深い1年になりました♡そんな1年が終わってしまうのは、、名残惜しい気もします(. _.)
さて、今回はお薬のお話をしようと思います。
今は世の中にサプリメントなども含め沢山のお薬がありますね!私はビタミンCのサプリメントをたまに摂取しています。
そんなお薬でも歯科治療を行うにあたり注意が必要なものがあるのをご存知でしょうか?
それは抗血栓薬、ビスフォスフォネート剤、抗てんかん薬・カルシウム拮抗薬です。
では、なぜ注意が必要なのか見ていきましょう。
①抗血栓薬
品名ではではアスピリンやワーファリンが代表であげられます。
主に脳梗塞や心筋梗塞など血液がつまらないようにするためのお薬です。つまり、血液をサラサラにするお薬なので抜歯など外科処置を行う際に注意が必要です。
②ビスフォスフォネート剤
品名ではボンビバ、ボナロンが代表であげられます。
主に骨粗鬆症の方が飲むお薬です。骨粗鬆症は閉経後の女性がホルモンバランスが変化することで骨密度が低下する事でなってしまう方がいらっしゃいます。なので、このお薬は骨の吸収を抑制するお薬です。
ビスフォスフォネート剤を服用していると抜歯を行うと抜いたところから細菌感染し顎骨壊死するリスクがあると言われています。
また抜歯だけでなくお口の中が清潔に保たれていない(特に歯周病)状態でも同じように顎骨壊死しやすくなると言われています。
ビスフォスフォネート剤をお飲みの方は外科処置を行う3ヶ月前からお薬を飲むのをやめて頂き顎骨壊死を起こすリスクを減らして頂くことを行っています。また、お口中は常在菌が存在していて菌をクリアな状態でいることは難しいですが常に綺麗な状態を保つことも大切です。
③フェニトイン・カルシウム拮抗薬
品名ではアレビアチン(フェニトイン)、ニフェジピン、アムロジピン(カルシウム拮抗薬)があげられます。
フェニトインはてんかんの発作を防ぐお薬です。
そして、カルシウム拮抗薬は主に高血圧の治療に用いられるお薬です。
この2つは長期服用していると副作用で歯茎が腫れてしまうことがあります。
改善としてはお薬の変更が望ましいですが、1番は常にお口の中の清潔に保つことです。
以上、歯科治療で注意すべきお薬代表3つでした。お口以外のお薬でも治療を行う際に影響が上記の様にあるものもありますので服用されているものがありました申告をお願いします!
では2023年残り1カ月思い残すなく楽しみましょうね🎵
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