どうして?磨いているのに磨き残しがあるの?!!
投稿日:2023年10月14日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは、トリートメントコーディネーターの米田です(^ ^)
大好きな秋が来ました!ピクニックに行ってみたり衣替えをしてみたり、寒いのは大嫌いですが秋や身の回りが変わることにわくわくしています(*^^*)
さて、毎日歯磨きをしているのにどうして歯医者さんにいくと磨き残しを指摘されるんだろう(涙)って悲しくなる方いませんか?(T ^ T)
みなさん毎日食後など一日に何度か歯磨きをしているのに歯医者さんで歯科衛生士から「ここ磨き残しがあります」などと指摘されることありますよね(T ^ T)
しっかり磨いているのにどうしてだろうと考えたことありませんか?
その原因はいくつかあります!
1つ目は磨き残しとして残っているプラークは歯と同じ色をして歯についているのでしっかりと見つけることができず磨き残しが出てしまうからです!
プラークはそもそも何かというと食べカスがついているわけではなく、食べカスを餌にしてできる悪い菌の塊たちがついています。
その悪い菌の塊であるプラークは白い色をしています。
歯の色も白ですよね。
……ということは同じ色をしているので見つけづらい!!
見つけづらいので毎日歯磨きをしていてもきっと「あ、ここにプラークついている(^ ^)」なんて思いながら磨いている方は少ないはずです!
プラークの場所をピンポイントに把握しながら磨くことができないのでどうしても磨き残しが出てきてしまいます(T ^ T)
2つ目はプラークが歯の表面にバイオフィルムというヌメヌメした膜を張ってついていルので落としにくいからです!
みなさんプラークってどんなイメージをしますか??
先ほど話したように歯と同じ白色、バイ菌の塊というイメージはついたかと思いますがそのほかにどんなイメージがあるでしょうか?
プラークは簡単にいうとお風呂場の排水口みたいに歯の表面にヌメヌメとした膜を張っています。そのヌメヌメをバイオフィルムといいます!
お風呂掃除をイメージしていただくと分かりやすいと思いますが、排水口を洗剤もつけずにスポンジだけで擦ると結構力強く擦らないとヌメヌメ汚れ落ちないですよね!
それと同じようにプラークもヌメヌメしたバイオフィルムに覆われているので歯ブラシだとどうしても簡単にプラークが落ちてくれません( ;o;)
3つ目はブラシが当たりにくいところに付着するからです!
歯は根本付近になるにつれてくびれています。歯ブラシがそのくびれにうまく当たらなればプラークが落とせません。また歯石がついているところや以前治した被せ物の材質によってもプラークが付きやすいことがあります。歯石の表面はザラザラなのでプラークがつきやすく落としにくいとも言われています。
このように毎日歯磨きをしていても磨き残しが起きてしまう理由があるので大事なことは
1.自分のお口の中の状態を知ること(歯の形、並びなど)
2.お口の中にあった正しいケアの仕方をプロ(歯科衛生士)に教えてもらうこと
3.プラークチェッカーなどで定期的に自宅でもプラークを確認してみること
毎日歯医者さんに通うわけにはいかないので自宅での毎日の歯磨きやホームケアが重要です!!
ぜひ担当の歯科衛生士と二人三脚でお口の中のプラークを撃退しましょう!!!
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