色が違う変色した前歯を白くホワイトニング
院長の川手良祐です。
前歯で1本だけ変色している場合があります。
歯をなるべく削らずに裏側からホワイトニング治療を行いました。
上記のような場合は通常のホワイトニングではほとんど色は変わりません。
「ウォーキングブリーチ」や「インターナルホワイトニング」という治療法です。
ホームページへの掲載については患者さまから許可を頂いています。
歯が変色する理由は
1.虫歯
2.遺伝
3.外傷
4.内服薬
5.加齢
など様々あります。
1本だけ変色している場合は以下の2点の可能性が高いと言われています。
1.外傷
2.過去に神経を抜いている
(神経を抜く治療をした際に歯髄組織や血液組織の取り残しがあると変性するなど)
患者さまに伺うと昔、転倒して前歯をぶつけたことがあるそうです。
神経の検査を行うと神経は残念ながら死んでました。
幸い、歯根の先に感染はなく通常の根管治療で対応できました。
変色の原因によっては難治性根管治療になる場合もあるので、注意が必要です。
マイクロスコープとラバーダムを用いて精密根管治療を行いました。
根の先まで根管充填剤が緊密に充填されているのがわかると思います。
歯の裏側から根管充填剤の上部にホワイトニング剤を充填します。
1〜2週間おきにホワイトニング剤の交換を行います。
希望される色まで白くなったら歯の裏側をコンポジットレジンで詰めて終了です。
全部削ることなく最小限の範囲で綺麗に治すことができました。
治療後、患者さまは長年気になさっていた変色が自然な白さになり、自然な笑顔になっていらっしゃいました。
リスク:治療によって健康の歯が薄くなる場合は適応にならないことがあります。
年齢・性別 | 32歳 男性 |
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治療費 | 22,000円/税込(1回5,500円)(2020.5現在) ※別途詰める費用がかかります。 |
治療期間 | 3ヵ月 |
治療回数 | 4回程度 |
リスク | 定期検診にてかみ合わせのチェックをしないと欠けることがある |
メラビアンの法則に代表されるように人は見た目が非常に重要な印象を与えます。(特に初対面では)
前歯は見た目に大きく影響を与えます。
現代ではスマホで気軽に写真を撮ることが多くなりました。
自然と満面の笑みになって頂きたいと考えています。
今回は1本だけホワイトニングを行いましが、全体のホワイトニングを併用することも可能です。
変色歯は虫歯に感染していることもあるので、気になる場合には川手歯科医院にお気軽にお問い合わせください。
川手歯科医院
院長 川手良祐