マイクロスコープを用いた精密虫歯治療
今回はマイクロスコープを用いた奥歯のセラミックス治療をご紹介いたします。
奥歯に銀歯が入っている部分に痛みがあった方です。
患者さまから写真に関してホームページへの掲載の許可を頂いています。
拡大して見ると歯と金属の間に段差があるのがお分かりいただけると思います。
段差があると言うことは細菌が入りやすいために、金属の中が虫歯になっていました。
肉眼ではわからない虫歯もマイクロスコープを使用すると見つかることが多々あります。
金属の中が黒く虫歯になっていました。
虫歯を取りました。マイクロスコープを用いて最小限の範囲の削る量で治療をしています。
歯茎の下まで虫歯が進んでいたので、歯茎の処置をして確実に歯型が取れるようにしました。
綺麗な歯を入れるために凸凹を補強します。なだらかな形成面になり、高い適合性が得られます。
精密な歯型を取ります。シリコーン印象材を用いる事で変形が少なく高い精度で治療ができます。
歯科技工士さんに綺麗な歯を作って頂きました。
綺麗な歯が入りました。
装着後に、マイクロスコープを見ながら隙間が無いように調整します。
マイクロスコープで拡大する事で精密な調整が可能です。
引っかかりや段差がないようにします。
再び汚れや細菌がついて、虫歯になるリスクがあるためにこの調整は非常に重要です。
色も自然な白い綺麗な歯が入りました。
虫歯も治り、綺麗な歯が入って患者さまは非常に喜んでいました。
年齢・性別 | 39歳 女性 |
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治療費 | 64,800円/税込(2018.9現在) |
治療期間 | 1週間 |
治療回数 | 2回 |
リスク | 定期検診にてかみ合わせのチェックをしないと欠けることがある |
左の写真のように銀歯は金属の縁に段差ができやすいです。
段差があると虫歯のリスクは高くなります。
マイクロスコープでチェックして見ませんか。
川手歯科医院
院長 川手良祐