前歯の隙間を治す治療(ダイレクトボンディング)その3
最近、WEB会議などで自分の前歯を見る機会が増えて「今の時期に綺麗に治したい」方が非常に増えています。
前歯の隙間を治す治療(ダイレクトボンディング)もその一つです。
【上の前歯の隙間が昔から気になっている】を主訴に遠方からいらっしゃいました。
1時間以上かけて来院して頂いた方で1回で綺麗に治したいとご希望がありダイレクトボンディングを行うことにしました。
*ホームページの掲載に関して患者さまから写真の使用許可を得ています*
治療手順を解説致します。
全てマイクロスコープを使用して撮影した写真です。
拡大して治療をすることで精密な治療が可能になります。
まず隙間の量を測定して埋める量を決めます。
隙間の量が広すぎると適応にならないこともあるために診断は必須です。
歯垢(プラーク)等の汚れがついていると材料が接着しないために徹底的に綺麗にします。
従来から歯科医院で使用している回転のブラシでは細かい汚れは落ちないのでエアフローを使用しています。
しかも歯の表面が削れてしまう理由からもエアフローを使用しています。
アミノ酸パウダーを吹きかけることで歯を削らずに汚れを落とすことが可能です。
歯に様々な処置をすることで接着するようになります。
真ん中の写真は圧排糸といい自然な歯の形を作るのに必要な過程です。
左右のバランスを考慮して1本ずつ確実に充填します。
前歯は左右対称になることでとても綺麗に見えます。
「研磨」は非常に大事です。
水を弾くくらいピカピカに磨くことで綺麗な状態を保つことが可能になります。
治療後にはとても喜んで頂けました!!
患者様の年齢(20代)を考えると早く治すことで人生が変わると思います。
年齢・性別 | 20代 女性 |
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治療費 | 55,000円/税込(2021.4現在) ダイレクトボンディング1本 |
治療期間 | 1日 |
治療回数 | 1回 |
リスク |
転倒や外傷によって欠けることもあります。治療前に十分な検査・診断が必要になります。 |
前歯の隙間など歯のことでが気になる場合はお気軽にお問い合わせください。
川手歯科医院
院長 川手良祐