歯茎の腫れを精密根管治療(マイクロエンド)で治療しました。
マイクロスコープを使用して行った精密根管治療をご説明致します。
「左下奥歯の歯茎が腫れて痛い」を主訴に当院へいらっしゃいました。
ホームページの掲載に関しては患者様からに許可を得ています。
左下奥歯に昔入れた銀歯が入っており虫歯になっていました。
(歯の銀歯の境目に隙間があるのが要因と思われます。隙間があると細菌感染が起きて虫歯になります。)
更にレントゲンでみると根の先に膿が溜まっていました。
ラバーダムとマイクロスコープを使用して精密根管治療を行うことにしました。
CT撮影を行い根の先の状況を確認しながら精密根管治療用の器具を使用して感染源を取り除きます。
感染源を取り除くと痛みと腫れが消えたのでMTAセメントにて根管充填を行います。
【MTAセメントは抗菌作用など様々な利点があるセメントとされています。】
術後のレントゲンでは根の先の綺麗に治っています。
根管治療後は歯を作ります。
歯の形を調整したり歯形を採る時も精密な治療を行なっています。
以下は一連の治療の過程です。
歯のお悩みがあれば根管治療に限らずお気軽に川手歯科医院までご相談ください。
年齢・性別 | 50代、女性 |
---|---|
治療費 | 132.000円/税込(根管治療費)(2023.7現在) |
治療期間 | 2ヵ月 |
治療回数 | 3回 |
リスク | 根尖透過像(膿の影)が大きい場合や根管で割れているがある場合は歯を残せない可能性もあります。 |