歯医者さんでのレントゲンで虫歯も歯周病もわかる⁉ 気になる被爆量は安全⁇
投稿日:2023年4月15日
カテゴリ:スタッフブログ
皆さん、こんにちは!竹内です^_^
ゴールデンウィークが近づいて参りましたが皆さんはどの様に過ごされますか??
私はホカンス(ホテル+バカンス)に行ったりライブに行ったりする予定です!
皆さんも素敵な休日をお過ごしくださいね★
さて、今回は歯科医院で撮影するレントゲンについてのお話です!
虫歯の有無や骨の状態、まだ生えてきていない親知らずの状態など目視だけでは判断できないところを把握するためにレントゲン撮影を行います。
レントゲン撮影は主に2種類あり、一枚で歯の状態や骨のラインがわかるパノラマと部分的に撮影する事でより精密に撮影することができるデンタルです。
では、実際にどの様に見るか!
まずレントゲンの原理として硬いものは白く投影されます。歯科では骨や歯、金属等の被せ物、歯石が白く写ります。
一方で柔らかいものは黒く投影されますので、虫歯、歯茎や舌などの皮膚は黒く写ります。
よって、パノラマでは
・虫歯の有無や進行状態
・歯周病の進行状態
・親知らずの有無や生え方
・歯の根っこの先の感染の有無
・乳歯から永久歯の生え変わりの状態
このようなものを見ています。
続いてはデンタルです。
お口の中に小さいプレート(フィルム)を入れ撮影します。1枚のフィルムで2〜3本の歯を撮影することが可能でパノラマ以上に精密に状態把握をすることが可能です。
精密に撮影できることで、
・隣接面の虫歯の有無
・歯の破折がないか
・根っこの治療後の薬剤がしっかり奥まで充填できたかの確認
このようなものを見ています。
上記の事からパノラマで撮影した全体像とデンタルで分割して撮影した全体像では精密度が全然違う為、全体的な治療が必要な場合はデンタルにて撮影することがあります。
パノラマやデンタルは2次元的に撮影を行っていますが、当院では3次元的に撮影するCTも取り扱っています。
CTでは3次元に撮影することで、立体的な画像を見ることができます。
平面画像では確認できなかった、歯の状態や骨の状態がわかること
インプラント治療や歯の移植治療などに用いられます。
そして、ここで気になるのは放射線による被曝量だと思います。
歯科医院で使用するレントゲンの被曝量(1回)は
パノラマ:0.03ミリシーベルト
デンタル:0.01ミリシーベルト
ct:0.1ミリシーベルト
となっています。
癌などが過剰発生する被曝量は100ミリシーベルト以上と言われていますので、歯科での被曝量ははるかに低い値です。
また、撮影する際は身体を守るための防護用エプロンを着用していただくので安全に撮影することができます。
そして豆知識として。。。
日常生活でも自然放射線を浴びていて
食物:0.3ミリシーベルト
大気:1.2ミリシーベルト
このようになっていて、また日本では年間約1.5ミリシーベルト浴びてると言われています!
しかし、安全とわかっていても不安に思う方もいらっしゃると思います。
その際はお気軽にスタッフにお声掛けくださいね(^^)
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