口臭ケアしていますか?
投稿日:2024年9月7日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは!
川手歯科医院五十嵐です♪
9月といえば秋!お芋スイーツや月見の季節ですね♪
食欲の秋なのでたくさん秋グルメを楽しみたいです!(^^)!
今回私は口臭についてお話していきたいと思います!
みなさん口臭が気になる事はありますか?
まずは口臭の基礎知識からお話していきます!
口臭の原因となる主なにおい物質は、
硫化水素(卵が腐ったようなにおい)、メチルメルカプタン(魚や野菜が腐ったようなにおい)、ジメチルサルファイド(生ごみのようなにおい)(以下VSC)です。
VSCは、新陳代謝ではがれた粘膜の角化上皮、血液成分などのたんぱく質を口腔内細菌が分解して、硫黄を含んでいるアミノ酸をもとに生成されます。
発生するにおいの強さは細菌の種類や量、舌、義歯などの清掃状態、唾液分泌量によって異なります。VSCの量を評価する口臭測定機械はありますが、すべてのガス成分を検出できる機械はないです。
口臭は、発生原因によって分類することができます。
①生理的口臭(起床時、空腹時)
②飲食物によるもの(にんにく、アルコールなど)
③疾患、異常などの病的なもの(歯周病、唾液減少、消化器系の疾患など)
④心因性の口臭
実際には原因の特定は難しくいくつかの原因が重なり合って口臭が発生していることがほとんどです。
ますは①の生理的口臭にフォーカスをあてていきますね♪
生理的口臭は主に舌後方に付着した舌苔における細菌の腐敗作用で発生します。
生理的口臭は起床直後に最も高い値になります。睡眠時に唾液量が減り、細菌量が増殖するためです。
ますは起床後歯ブラシの際にしっかり舌磨きもしてみましょう!
よく歯ブラシで舌をこする方もいますが、舌が傷ついてしまったり、細菌もしっかりとれないので専用の舌ブラシを使ってくださいね!(^^)!
舌清掃の注意点は
・こすりすぎない・通常は水に濡らしただけのブラシで磨く・最大限に舌を出す
やりすぎるとひりついてしまうので気を付けてくださいね♪
③の疾患、異常なものが原因のものに対しては原因の特定が難しいですが、ますは歯周病のチェックをし、治療をしてみましょう。唾液量が少ない方は細菌が口腔内で繁殖なりやすくなっているので舌体操や唾液腺マッサージ、ガムを噛んだりなど唾液の分泌量を増やしてみましょう♪
歯科で対応しても改善されない場合は医科との連携が必要な場合もあります。一度歯科にかかり改善しない場合は歯科医師や歯科衛生士に相談してみましょう!
当院では唾液検査があり、専用のお水を10秒間ぶくぶくするだけで虫歯や歯周病、お口の中のアンモニアなどリスクが分かります!
口腔内の予防方法について歯科衛生士からお話していますので興味がある方はぜひ行ってみてください♡
歯科衛生士 五十嵐
■ 他の記事を読む■