知らないうちに口呼吸になっていませんか?
投稿日:2022年7月27日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちはトリートメントコーディネーターの米田です(*^^*)
毎日溶けてしまいそうな暑さの中みなさんはどんな暑さ対策をしていますか?
私は完全遮光の日傘を使用して日光を遮断することで日傘の中の温度を上げる効果もあると知り日傘が手放せなくなっています!
確かに直接日光に当たっているよりも少しだけ涼しい感じはしますし、日焼け対策にもなって一石二鳥感はあります(^^)/笑
ぜひみなさんの暑さ対策教えてください!
今日は口呼吸の話をします!
最近、口呼吸の子どもが多いことが問題となっていることご存知ですか?
子供に限らずマスク生活が当たり前の世の中になってきて、息苦しや暑さから口で呼吸する人も増えてきています(*_*)
よく昔から「口呼吸だと風邪を引きやすい」と言われています。
鼻呼吸だと鼻毛や粘膜がウィルスをブロックしてくれるのですが、本来お口は呼吸のための器官ではないのでフィルター機能がありません
口呼吸をするとウィルスがそのまま体内に取り込まれてしまうため、風邪を引きやすくなってしまうそうです。
例えば慢性鼻炎などで鼻の通りが詰まっているかたは、口を閉じた状態では呼吸ができないので口で呼吸をせざるを得なくなってしまいます。
他にも主な原因としては
①口呼吸が癖になっている
②口周りの筋力低下で口が閉じにくい
③歯並びが原因で口が閉じにくい
④舌の位置が悪い
⑤肥満
上記の原因があげられます。
それでは次に口呼吸をすることがお口の中とどんな関係があるか主に3つに分けてお話していきます!
①口臭・着色の原因になってしまう
口呼吸をして口が開いている状態が続くと、特に前歯が乾燥し色素が沈着します。
唾液の持つ自浄作用は、歯の表面を洗い流す役割を果たします。ですが、唾液の分泌が落ちると、食べ物や飲み物の色が歯の表面に停滞しやすくなります。
そして唾液は「天然の殺菌成分」といわれ、細菌の働きを抑制する効果があります。口呼吸で唾液の生成が正常に行われず、細菌増殖してしまい、口臭トラブルの原因になってしまいます。
②虫歯や歯周病になりやすくなる
常にお口の中で唾液が少しずつ分泌されて喉へと流れていくことで、汚れを洗い流しお口の中を清潔に保つ力もあります。
実は唾液には抗菌作用・殺菌作用があり、食べ物や飲み物に混ざってお口の中に入ってくる細菌を退治したり、体に悪影響を及ぼす菌の増殖を防ぐ働きをしてくれています。
口呼吸で口腔内が唾液で満たされないと細菌が増殖しやすい環境となり、自浄作用や再石灰化作用も働きにくくなるため、虫歯や歯周病になりやすくなってしまいます。
③歯並びが悪くなる
通常、口を閉じているときの舌は口蓋にくっついており、歯を裏側から支えています。
口呼吸の癖がつくと、息をたくさん吸うために「低位舌」になります。
すると内側からの支えが無くなってしまい、口の周りの筋肉による外側からの力とのバランスが崩れてしまうのです。
口呼吸が原因で「低位舌」が長い時間続くと、歯列や顎の骨が変形してしまうことがあります。低位舌が続くと噛み合わせが悪くなったり、顎や輪郭が変形する「不正咬合」になる可能性もあります。
このようにたくさんのデメリットがあるので鼻呼吸を意識しましょう!
もし鼻炎等の理由で口呼吸になってしまう方がいたら耳鼻科などを受診して鼻が通るようにするところから始めてみましょう(*^^*)
■ 他の記事を読む■