もしかしたら歯が溶けてるかも?脱灰とは
投稿日:2021年11月27日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは、川手歯科医院の関根です!
すっかり寒くなり、クリスマスムードになってきましたね!
川手歯科医院もクリスマスツリーを飾ったりしてクリスマス一色です!
今回は脱灰(だっかい)のお話です。
なんか歯の一部分だけ他より白いな…
と感じたことのある方はいませんか?
もしかしたら歯が脱灰してしまっているかもしれません。
脱灰とは?
口の中のむし歯の原因菌が砂糖などをエサにして、酸を作り出し、歯の成分のカルシウムやリンを溶かしてしまうことです。
脱灰が進むことでむし歯になってしまいます。
本来は、食事などで一時的に歯の表面が脱灰しても、酸は唾液の作用(緩衝能)によって中和され、再びカルシウムが歯の表面に戻ります。→これを再石灰化(さいせっかいか)と言います
この「脱灰」と「再石灰化」は、歯の表面で常に繰り返されています。
ですが、砂糖が入っている飲み物を長時間かけて飲んだり、飴を舐め続けたりなどお口の中で酸を作り出す時間が長いと、「脱灰」と「再石灰化」のバランスが崩れ、脱灰が進んでしまいます。
では脱灰を防ぐためにはどうしたら良いでしょうか?
その方法として、
・むし歯菌のエサとなる砂糖などを減らす
→間食の回数を減らしましょう
スポーツドリンクや缶コーヒー、野菜ジュース、果物に含まれる糖分も脱灰の原因になるます。
・ブラッシングでむし歯菌を減らすこと
→ごはんを食べたらすぐに歯を磨く習慣をつけましょう
・フッ化物を使用して歯を強くすること
→フッ素入りの歯磨き粉で歯を磨きましょう
ブラッシング後はお口をゆすがないようにするか、ごく少量(目安は10cc程度)の水で1回だけゆすぐようにすると良いです。
などが挙げられます!
全部やっているけど歯が白くなって脱灰しているかも、という方はもしかしたら唾液の成分などでむし歯になりやすい方かもしれません。
そんな方には
・高濃度の歯磨き粉(1450ppm)
・フッ素洗口
をお勧めしております。
是非担当の歯科衛生士にご相談ください。
当院でも1450ppmの歯磨き粉、フッ素洗口液を販売しておりますので気になった方は是非スタッフにお声掛けくださいね^ ^
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