むし歯と歯周病は何が違うの?|船橋駅3分の歯医者|川手歯科医院

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むし歯と歯周病は何が違うの?

投稿日:2024年11月25日

カテゴリ:スタッフブログ

みなさんこんにちは!歯科衛生士の笠原です!急に寒くなってきましたが体調は大丈夫ですか?私は防寒&おしゃれ用で冬用の帽子をゲットしたので冬を乗り越えられそうです!あったかアイテムがあればぜひ教えてください❄️
 今回はむし歯と歯周病の違いをお伝えします!
【むし歯】
 むし歯は、歯の病気です。糖分を材料にしてむし歯菌が出す酸で歯が溶けてしまう病気です。
むし歯菌が少しでもいるとむし歯になるかというと、そういうわけではないです。
 私たちの身体、特に唾液には
①酸を処理する能力緩衝能)
②歯の脱灰(溶けること)を元に戻す能力(再石灰化能)があります
  また
・食事や飲み物のの内容を見直してむし歯菌のエサを減らす
・ブラッシングでむし歯菌を減らすこともできます
ただ、糖を頻繁に取りすぎたりブラッシングが不十分だったり、唾液の力が弱くなると、その防御を越えて歯に穴があいてしまいまい、虫歯となります。
⭐️むし歯菌が唾液の力や歯磨きの力、食生活改善の力などを突破すると虫歯ができます。
逆にこれらのカが十分はたらいている場合、むし歯菌がいてもむし歯にはなりません。
【歯周病】
 では歯周病は虫歯と何が違うのでしょうか?歯周病さ《歯の病気》ではなく《歯の周りの病気》なのです。
鏡で歯の周りを見てみてください!歯の周りには歯ぐきがあります。では歯周病は《歯ぐきの病気》かと考えると半分正解です!じつは歯の周りには、歯ぐき以外にとってもとっても重要な組織があって、それが歯を支えているんです。
 まずは骨(歯槽骨)。骨が歯をしっかり支えているおかげで、硬いものでもしっかり噛むことができます。
 ただ、骨は歯と直接くっついているわけではなく、歯の根の表面をコーティングしているセメント質と歯根膜という繊維性組織を介してくっついています!
 以上が歯を支えている組織です。歯の支えは
①骨②セメント質③歯根膜の3つがあって、そこに④歯ぐきを加えた4つの組織を歯間組繊と呼んでいます。
歯周病は《歯の周りの病気》であり、《歯周組織の病気》です。
 歯ぐきも歯にくっついていますが、少し間があってそこにすみつく細菌(歯周病菌)が原因で起こるのが歯周病です。むし歯では歯が溶けますが、歯周病では骨が溶けます
 そのためむし歯のないきれいな歯でも歯周病が進むと、噛めなくなり、美味しく食事をすることが難しくなってしまいます。
⭐️むし歯菌が歯を破壊するのが「むし歯」で、歯周病菌が歯の周りの組織を破壊するのが「歯周病」です。
 むし歯だけでなく歯周病の予防も行うことが長く自分の歯で食事をすることにつながります♪また定期検診でお待ちしております!

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