【この時期に歯科治療が必要な理由】
投稿日:2020年5月9日
カテゴリ:院長ブログ
【口腔衛生環境維持の必要性】
こんにちは。川手歯科医院 院長の川手良祐です。
5月3日に千葉県歯科医師会から「歯科治療の中断は口腔内疾病の重症化のみならず、全身に及ぼす影響を懸念している」という内容が発表されました。
良好な口腔環境を維持することは細菌性の誤嚥性肺炎、インフルエンザのみならず新型コロナウイルス感染にも有効であることを示唆しています。
(千葉県歯科医師会ホームページより抜粋)
感染予防ならびに重症化予防策として、日常の口腔ケア、口腔健康管理が非常に大切です。
一部マスコミ報道などにより、感染リスクの高い職種として歯科医院が挙げられていますが、新型コロナウイルスが歯科診療により患者さんへ感染した報告は一件もありません。(日本歯科医師会より)
どうぞご安心ください。
3月〜4月の時点では歯科医師会は新型コロナが初めての事例で対応が分からず、不要不急な歯科治療は控えるように通達を出しました。
これは欧米の歯科医師会の声明をそのまま通達した経緯があります。
しかし、感染者数を比べても日本と欧米とでは状況が異なります。
感染者数の違いを見れば一目瞭然かと思います。
歯科界において、日本では口腔外バキュームの設置が多かったりと日頃から海外と比べ高い感染対策を行なっています(欧米の歯科医院では口腔外バキュームの設置数はほとんどないそうです。)
当院では5台すべての全ユニットに口腔外バキュームを元々設置し使用しています。
使用することで飛沫防止につながるので歯科治療には必須な機器です。
虫歯は放置しても自然には治らないですし、少しずつ進行します。
歯周病は痛み感じる事なく進行する怖い病気です。
歯ブラシだけでは歯全体の60%しか磨けません。(多くの論文に掲載しています)
歯科医院でしっかりとケアする必要があります。
虫歯や歯周病が進行すると食べ物を噛む事ができずに生活の質が下がります。
誰もが新型コロナウイルス感染症にかかる可能性がある時だからこそ、命を守るためにも口腔ケアが大事であると言えます。
歯科治療において、不要な治療は存在しません(日本歯科医師会の指針)。
歯科診療は「生命を守る」医療です。
川手歯科医院は平時よりも一層の感染防止策(クリックすると新型コロナウイルス感染対策ページに移動します)を講じております。
平時の感染対策はこちらをご覧ください。(クリックすると平時の感染対策ページに移動します)
患者さまに良質、安全、安心な歯科医療を提供できるよう最大限の努力をしておりますのでご安心ください。
川手歯科医院
院長 川手良祐
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