歯を長く保つには?予防の基本!
投稿日:2023年11月25日
カテゴリ:スタッフブログ
みなさんこんにちは、川手歯科医院の関根です!
最近はすっかり寒くなりましたね!
私は最近寒くて中々家から出ることができません(^^)
皆様何かおすすめの防寒具や家の中を暖かくしてくれるものがあればぜひ教えてください( ̄^ ̄)ゞ
お口の中の病気、むし歯や歯周病は自覚が無いまま進行します。歯科医院で働いていると、歯を失って後悔している方をみることも少なくありません。
もう皆様に後悔をしてほしくないので、今回は歯を長く保つ為に知っていただきたいことをご紹介致します!
まずみなさんに知っておいていただきたいのが、歯の喪失の原因です。
歯の喪失の原因は歯周病、むし歯が一位、二位を占めています。
そして、むし歯になり治療で歯を削ることで歯の寿命は縮まってしまいます。歯を削る前に虫歯を予防していくことが、生涯自分の歯を守るために大切なことです。
予防として、歯を強くしてくれるフッ素を歯に取り入れていくことが重要です。
フッ素は、歯磨き粉にも入っています!フッ素には濃度があり、日本の歯磨き粉での最大の濃度は、1450ppmです。
歯が生えてから→米粒大1000ppm
3-5歳→グリーンピース大1000ppm
6歳〜→1-2cm 1450ppm
を歯磨き時使用することで、虫歯のリスクが半減します。
そして、歯科医院でさらに高濃度のフッ素を塗布することで、日常の歯磨き粉の効果が上がります。
また、歯の溝にはには歯ブラシの毛届かないので、フッ素を使うことでしか虫歯を予防することができません。
歯科医院で3ヶ月〜半年に一回ガツンと高濃度フッ素をいれたあとに日常的にコツコツとフッ素を取り入れることが大切なんです!
当院でむし歯予防でおすすめの歯磨き粉は「クリンプロ」です!1450ppmに加えて、歯を強くしてくれるリンとカルシウムも入ってますので、むし歯予防では最強の歯磨き粉です♪
そして、虫歯や歯周病はお口の中に常にいる細菌による感染症です。
お口の中の菌を0にすることは不可能です。
ですが、菌の数をコントロールすることで、むし歯や歯周病を予防することができます!
もちろん私たちのプロケアだけでは予防は出来ないので、皆様自身がご自身の主治医になってもらうことが大切です。
食後お口の中のphは酸性になります。phが元の中性戻るのに20〜30分、唾液の量が少ない人は60分以上かかります。
その為、食後はなるべく早めに歯磨きをして、お口の中が酸性の時間を少なくします。
お口の中の病気を防ぐには、1日1回は歯ブラシだけでは届かない歯と歯の間をきれいにする、フロスや歯間ブラシなどの補助清掃用具を使ってプラークと言われる細菌の塊をとることも重要です!
寝てる間はお口の中の唾液が少なく、細菌が増えやすいので、夜の歯磨き時に行うことがおすすめです!
今は状態が良くてもある日突然バランスを崩し、お口の環境が悪くなることもあります。
ですが、むし歯や歯周病は予防することが出来ます!
お口の健康は体の健康にも関係します。お口の中を綺麗に保ち、ご自身の健康を保ちましょう^_^
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