歯周病の検査は何をしているの?|船橋駅3分の歯医者|川手歯科医院

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歯周病の検査は何をしているの?

投稿日:2024年9月21日

カテゴリ:スタッフブログ

みなさんこんにちは(^ ^)

 

初めまして、4月に入社しました歯科衛生士の小澤です!

 

日中は暑い日がありますが、少しずつ過ごしやすい気温になり秋が近づいてきましたね🎶

 

季節の変わり目なので体調管理に気をつけてお過ごしください!

 

今回は歯医者で行う歯周病の検査でどんな事をしているのかお話ししていきます!

 

はじめに、歯周病とはどんな病気なのか知っていますか?

歯周病とは細菌感染により引き起こされる歯の周りの病気で、成人の80%がかかっていると言われています。

 

健康であれば歯は骨によってしっかり支えられているので、なんでも噛むことができます。しかし、歯周病が進んでいくと歯を支える骨が溶けていき、歯が揺れてしまい今まで通りの食事ができなくなってしまいます。

 

歯周病は自覚症状が乏しい病気です。また、目で見ただけでは重症度を正確に判断する事が不可能です。

そのため、歯周病の早期発見や予防、進行抑制のために検査を行っています。

 

いきなりですが、歯周病の検査ではどのように調べていると思いますか??

 

項目は

①歯周ポケットの深さ

②出血率

③プラークの付着率

④動揺度

を見ています。

 

①のポケットの深さの測定は、プローブと呼ばれる器具を歯と歯茎の間に差し込み測定します。3ミリ以内であれば健康な数値と言われています。4ミリ以上になると歯周病が疑われます。歯周ポケットの深さが深いほど歯周病により、歯茎が炎症を起こし、歯の周囲の組織が破壊されているということを示します。





②の出血率というのは、プローブで歯周ポケットの数値を測った際に出血の有無を調べています。歯茎に炎症がある人は出血しやすくなっています。出血率は9%以下に持っていくことが、歯茎が健康な状態と言われています。

 

③のプラークの付着率というのは、歯科の専門用語でPCRと呼ばれ「プラーク・コントロール・レコード」と言います。

 

この検査では、磨き残しによるプラークの残存率をチェックしています。プラークとは、歯の表面や歯と歯茎の境目、歯と歯の間に付着している白いネバネバした細菌の塊です。プラークが付着していると歯茎が腫れたり、出血を引き起こします。出血するということは歯茎が炎症を起こしていて怪我をしている状態と同じです。

 

プラークは、水に溶けにくく歯にしっかりと付着しているため、うがいだけでは簡単に落ちません。自分に合った歯ブラシやフロス、歯間ブラシなどを使い落とすことが大切です。

プラークの付着率は19%以下が健康な状態と言われています。

 

最後に④の動揺度というのは、歯の揺れがないかを調べることで、歯周病がどの程度進んでいるかを調べる検査です。

歯は正常な状態でも軽微な動きはあるものです。

歯周病が進行してくると、歯を支えている骨が溶け始め歯のぐらつきが大きくなります。

健康な方は数値を0で表記しています。

 

歯周病の検査ではこの4点を見ています!

歯周病を予防することで大切なことは、毎日の歯磨きや定期検診の受診です。

また、最も歯周病と関わりのある病気が糖尿病で喫煙習慣からもリスクが高まります。

 

生活習慣の改善や禁煙をし、歯周病の予防をすることが大切です。

 

何か気になることがあればスタッフに相談してみてください🎶

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