マイクロスコープで根管治療のセミナー
投稿日:2018年9月18日
カテゴリ:院長ブログ
院長の川手良祐です。
週末は3連休の方が多かったと思いますが、いかがお過ごしでしょうか。
その中で、土曜日にお休みを頂き、土日の2日間、マイクロスコープを用いた根管治療(神経の治療)の勉強会へ参加していました。
『東京SJCDマイクロエンドベーシックコース』
アドバンスコースもあり、来月に受講予定です。
世界中でご講演され、講演後には長蛇の質問の列ができるという世界の岡口先生の勉強会です。
申し込んでから1年以上待った人気のある勉強会です。
1人1台マイクロスコープを使用する実習です。
一番で会場に到着し、講師席の前をゲットです。
当院にもあるマイクロスコープを用いた根管治療の方法を学んできました。
OKマイクロエキスカの使用法や根管を見つける方法など多岐にわたり非常に多くのことをレクチャーして頂きました。
学んだことを活かし、川手歯科医院での根管治療の質を上げます!
日本の根管治療は再治療がほとんどです。
(これは治療の制度や様々な解決できない問題があります)
1本の歯の一生涯で可能な治療回数は4~5回との文献もあります。
虫歯になると多くは下記の過程で再治療が行われます。
①レジン充填(部分的にプラスチックで詰める治療)
↓ 虫歯になると・・・
②インレー修復(部分的に金属で詰める治療)
↓ 虫歯になると・・・
③クラウン(全周削り、被せる治療)
↓ 虫歯になると・・・
④抜髄(神経をとる治療)
↓ 虫歯になると・・・
⑤感染根管治療(神経のあった管や歯根の先端の感染をとる治療)
↓ 虫歯になると・・・
⑥抜歯
感染根管治療が成功しないと次の選択肢は抜歯しかないのです。
そのためにはマイクロスコープなどを用いた精密な治療が必要と考えています。
もちろん、川手歯科医院では再根管治療に至るまでになるべく歯を削らない、神経を取らない治療を行うよう心がけています。
歯でお困りの事があれば、気軽にご相談ください。
川手歯科医院
院長 川手良祐
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